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ポップコーン

ポップコーンは、トウモロコシ(Zea mays)の一種で、「爆裂種(ばくれつしゅ)」と呼ばれる特殊な品種です。外皮が硬く、内部に水分を含んでいるのが特徴で、加熱することで内部の水分が膨張し、爆発して白く弾けます。主に観賞用や加工用に栽培され、スイートコーンとは異なる目的で育てられます。

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​日当たりと土壌

水はけが良く、有機質を多く含む肥沃な土壌が適しています。また、ポップコーンは日光を好む植物です。一日を通してよく日が当たる場所で育てましょう。

植えつけ

霜の心配がなくなった春(4月下旬〜5月上旬)が適期です。ポップコーンは風媒花のため、数株以上まとめて植えると受粉がうまくいきやすくなります。

水やり

発芽までは土が乾かないようにこまめに水やりを行います。定着後は、乾燥しすぎない限り過湿に注意しながら水やりを控えめに。特に開花〜受粉の時期と、実が膨らむ時期には適度な水分を保つことが大切です。
 

収穫時期

夏の終わりから秋にかけて実が十分に熟し、外皮が硬くなったら収穫します。

主な栄養素

食物繊維:腸の働きを整えるのに効果的

炭水化物:エネルギー源として優れています

ポリフェノール(抗酸化物質):乾燥とうもろこし特有の成分

ビタミンB群:代謝を助け、健康維持に貢献します

ミネラル類(マグネシウム、リン、鉄など):体の調整機能をサポート

市販のポップコーンは調味料や油が多く使われるため、健康面を考慮して自家製がおすすめです。

利用方法

乾燥させた粒を取り出し、油をひいた鍋やフライパンで加熱することで、ポンポンと弾けてポップコーンになります。塩、バター、キャラメル、チーズなど、好みに応じて味付け可能です。

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