top of page

芽キャベツ
芽キャベツは、アブラナ科アブラナ属の野菜で、キャベツの変種です。茎の節ごとに小さなキャベツのような球状の芽(わき芽)ができるのが特徴です。ヨーロッパ原産で、寒さに強く、晩秋から冬にかけて収穫される冬野菜です。甘味と苦味が調和した独特の風味があり、煮込み料理やグリル、炒め物などに利用されます。

日当たりと土壌
保水性があり、水はけの良い土壌が望ましいです。また、日当たりは日光をたっぷり浴びる場所が最適です。日照不足になると生育が悪くなり、結球もしにくくなります。
植えつけ
苗の植え付けは夏の終わり(8月下旬〜9月上旬)が適期です。支柱を立てて倒伏を防ぐと、しっかりと茎が立ち上がり、わき芽が育ちやすくなります。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。定植後しばらくは乾燥に注意し、その後は自然降雨で十分な場合もありますが、極端な乾燥時には補水が必要です。過湿による根腐れには注意しましょう。
収穫時期
収穫時期は11月〜翌年2月頃で、霜に当たることで甘味が増します。茎の下から上へ向かって直径2〜4cmの芽が順に大きくなっていくので、下から順に収穫します。
主な栄養素
ビタミンC:免疫力を高め、風邪予防や美肌効果も
ビタミンK:骨の健康維持に寄与
葉酸:細胞の生成や代謝に重要
食物繊維:整腸作用があり、便通を改善
抗酸化物質(スルフォラファンなど):がん予防やデトックス効果が期待されます
利用方法
調理前に外葉をむき、軽く下茹でしてから炒め物・煮物・シチュー・ローストなどに使います。
小ぶりながらも風味が濃く、付け合わせとしても人気です。

botanical field guide
芽キャベツのおすすめコラム
植物図鑑
農園でもおなじみの植物たち。
その一部の育て方やお料理での使い方をご紹介します。
bottom of page